『義妹生活』感想
みなさんこんばんは。はじめまして!もしくは久しぶり!
約9ヶ月ぶりのブログ更新なのでつたないところがあっても許してやってください。
(パスワードわからんくなってた)
『義妹生活』
MF文庫Jから、1月25日発売の作品。
著者:三河ごーすと先生
イラスト:Hiten先生
なんと、『友達の妹が俺にだけウザい』(通称・いもウザ)と同じ著者ですよ!
(いもウザまだ積んでるなんて言えない)
そしてイラストのHiten先生。こちらは私の大好きなイラストレーターさん。
他にも『三角の距離は限りないゼロ』のイラストを担当。Hitenさんの描く女の子のイラストは、どこか儚くて切ないので、胸が締め付けられます。
さて、本題に入りましょう。
『義妹生活』
・どんな話?
高校2年生の浅村悠太くんと綾瀬沙季さんの生活を描く物語。
2人は、親の再婚により、一緒に暮らすことに。
過干渉を好まず、相手に期待しないという共通の主義を持つ2人が同じ屋根の下で暮らしていく。
赤の他人から兄妹となった2人の関係性はどう変わっていくのか?
・評価 ☆☆☆☆☆ (5/5)
自分の好みドストライクでした!!!
ゆっくりな展開で、自分の気持ちに少しずつ気付いていく作品。
感覚的に、『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』(通称・ひげひろ)に近いのかな?
アニメだと、『月がきれい』かな?
(両方とも内容は全然違いますよー)
この作品、1巻なのにとても惹き付けられます。
1巻って、紹介文や説明が多くて、、、ってこと多くないですか?
しかし、この作品は違います。
キャラクターの動かし方が最初からしっかり固まっている感じがしました。なので、悠太くんの行動に共感できます。
浅村くん、綾瀬さんの性格は、
「異性に過度に期待しない」
序盤で示されたこれだけで伝わってきました。おかげでくどいと感じることなくスラスラ読み進めることができました。
初心者にもオススメしたいですね。
イラストも透明感があって素晴らしいので、ぜひ見てください!特にこのシーンは目がきれいすぎます。
べ、別にお胸の具合とかおへそとか見て身体のラインきれいだなー、なんて思ってないんだからねっ!(Hiten先生ありがとうございます。30度見くらいしました)
そして、何よりもこの作品の最大の良さは。温かさにあると思います。
ひなたぼっこしてるみたいな感覚です笑
主人公の浅村くんもヒロイン(?)の綾瀬さんも基本的におとなしい人です。そんな二人が生み出す空気間はとても居心地が良いです。
「浅村くん」 「綾瀬さん」
と最後まで苗字で呼び合っているのもあるかもしれませんね。序盤で名前呼び捨てだったら、違和感ですし、ぴったりです。
でも、いずれは名前呼びしてほしいですね。綾瀬さんの日記から、浅村くんへの不可思議な思いができていることはわかるので、どう変わっていくのか、見守っていきたいですね。
「浅村くん——―と呼ぶたびに、心の奥底から、兄と呼ぶのとは別の何か言いようのない感情が込み上げてくる」
本文250ページより引用
ちなみに
初版の帯限定でASMR『綾瀬紗季の日記』が聴けますよ。まだ聴いていない方いたらぜひ。自分は綾瀬さんのCVが想像通りだったので、安心して寝落ちしました笑
2巻も3月25日に発売とのこと。
1巻リンク
Youtubeも含めてぜひ。
前回の記事はこちら
『月がきれい』について語ってます